クリエイター

理想の半歩先を目標に手と頭を動かして
イメージを形にします。

アイディア
提案力
コミュニケーション
形にするちから
語彙力
体力
基本データ
分類: たぶん哺乳類
分布: 三ノ宮拠点、在宅多め
全長: 165〜170cm(個体による)
思考: 連想ゲームが得意
性格: 人を笑わせてくれる傾向がある

なにかを作ることが大好きで、こだわり強めなプロクリエイター達。普段の生活から何気ない誰かの発言まであらゆるコトにアンテナを張り巡らせている。
作る過程は個体それぞれだが、共通して言えるのは「これ、ええやん!?」と自信を持って作っているところ。「ものづくりは誰かのためになること」の思いで、デザインで精一杯お客様の役に立とうとする習性がある。

Episode 〜実話に近い話劇場〜
「なんかガツンとしたやつにして」編

「だからなんか、
こうガツンとした見た目にしてほしい」

クリエイターCは入社X年目。
幾度となくヒアリングを形にしてきたクリエイターだ。

C:「え、待ってください。単語が抽象的すぎます。ガツンてそんなアイスじゃないんだからもう少し具体的に聞かせてください。」

お客様は三ノ宮にある「ぺ」からはじまり「ト」でおわる会社の社長で、
25周年を期に自社サイトのリニューアルのご相談だった。

社長はCのイラストを以前からご存知で、Cならぶっ飛んだイラストを描いてくれると期待していた。

Cは自由な案件ほど怖いものはないと知っている…。
そこで上司に相談。

上司は「それはたぶん、なんか…その、、妖怪みたいな?方向性でもおもしろいんじゃないかな」
とアドバイス。

「妖怪」というキーワードでハッとしたCは連想ゲームのように頭と手を動かし続けた。
妖怪→ロゴに関連させた丸いフォルム…?→社員をモデルにしてみようか…
なんとか思考回路がショートせずにまとめることができた。
相談すればなにかしらヒントが得られるチームワークの良さもこの会社の魅力だなと再認識。

上がってきたイラストを見て社長は多いに喜んで、自社サイトにその妖怪たちを解き放ち、今度は25周年グッズ制作の話を楽しそうに始めた…。

完。